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【ニューバランス】UKサイズとは?見方に慣れて、賢く選ぼう!

ニューバランスのUKサイズにおける、イギリスインチとアメリカインチの譲れないこだわりについて。 ニューバランス

ニューバランスのスニーカーを選ぶときに、UKやUSなどサイズ表記がいくつもあって不思議だなと思ったことはありませんか?

そもそも日本と外国では、長さの単位が違います。

使われている単位の違いとサイズ表の見方、簡単な計算方法を調べてみました。

サイズ表記にドキドキしないで、ショッピングを楽しめるようになってくださいね!

この記事を読むとわかること

■内容■

  • ニューバランスのUKやUSサイズ表記の違いとその背景
  • 各国のサイズ表記の計算方法と単位の違い
  • ニューバランスの足型に基づく靴選びのポイント

各国のサイズ単位いろいろ

UK・US・EU・JPNも、それぞれに国の名前を表しています。

採用している長さの単位が違うので、表記されている数字が違ってきます。

どうして統一しないのか、本当に疑問です!

イギリス(UK)

UKは、イギリスを表しています。

イギリスはイングランドの日本語読みで、海外では一般的に「 the United Kingdom」や「Britain」と呼ばれています。

ほとんどの公式計量単位はメートル法を使用してますが、靴ではヤード・ポンド法のインチ(in/inch)を使用しています。

1インチは0.0254mで、2.54cmと覚えましょう。

アメリカ(US)

USは、アメリカを表しています。

アメリカはアメリカ合衆国が正式名称で、海外では「United States of America」と呼ばれています。

米国慣用単位として、ヤード・ポンド法のインチ(in/inch)を使用しています。

サイズを測るスタート地点が違うので、2.54cmを掛けても変な数字が出てきて「?」と戸惑います。

ヨーロッパ(EU)

EUは、ヨーロッパ(欧州)を表しています。

ヨーロッパは現在欧州連合とも呼ばれ、「European Union」と表記されます。

メートル法のセンチメートル(cm)を使用しています。

日本の2/3cm(日本のおよそ0.67cm)が1cmにあたり、つま先の遊びの部分(2cm程度)を含めた長さ(靴型のサイズ)で表されています。

日本(JP・JPN・CM)

JP・JPNは、日本を表していて、「JAPAN」と表記されます。

ニューバランスのシュータン表記では、JPNやCMと表記されています。

メートル法のセンチメートル(cm)を使用しています。

日本独自のJIS規格を採用しているので他の国々と基準が違って、本当にややこしいですね⋯。

かかとからつま先までの長さをそのまま測り、0.5cm刻みで設定しています。

計算方法を覚えよう!

自分のサイズを覚えていくのが一番良いと思いますが、初めての時は分かりませんよね。

お店に一覧表があればうれしいですが、なかった時のために簡単な計算方法を覚えておくと便利ですよ!

イギリス(UK)

USサイズの計算式から、0.5を引いた数字になります。

男女とも同じ計算方法:日本のセンチ表示の10の位と1の位(小数点以下も)を足します。

例①:27cmなら、「2+7-0.5=8.5」    8.5インチ

例②:27.5cmなら、「2+7.5-0.5=9」    9インチ

アメリカ(US)

Men’s(メンズ):日本のセンチ表示の10の位と1の位(小数点以下も)を足します。

例①:28cmなら、「2+8=10」       10インチ

例②:28.5cmなら、「2+8.5=10.5」    10.5インチ

Women’s(ウィメンズ/レディース)さらにを足します。

例①:23cmなら、「2+3+1=6」       6インチ

例②:23.5cmなら、「2+3.5+1=6.5」    6.5インチ

ヨーロッパ(EU)

男女ともに同じ計算方法:日本のサイズを2倍にして10を引きます。

例①:25cmなら、「25x2-10=40」     40センチ

例②:25.5cmなら、「25.5x2-10=41」    41センチ

これは、あくまでも目安です。

もう少し詳しい計算方法はありますが、計算式は簡単な方がうれしいですよね!

【ニューバランス】サイズ一覧表(サイズチャート)

ニューバランスのサイズを一覧表にまとめてみました。

(ブランドが違うと、サイズ表も変わってきます)

【ニューバランス】サイズ表(サイズチャート)

Men’s/Unisex Sizing Chart (メンズ/男女兼用 サイズ表)

 UK(イギリス)  US(アメリカ)  EU(ヨーロッパ)  JPN(日本)/CM 
5.5638(38.5)24.0
66.53924.5
6.574025.0
77.540~41(40.5)25.5
7.5841(41.5)26.0
88.54226.5
8.5942~43(42.5)27.0
99.54327.5
9.5104428.0
1010.544~45(44.5)28.5
10.51145~4629.0
11.51246~47(46.5)30.0
EUサイズは、あくまでも目安です。

Women’s Sizing Charts  (ウィメンズ/レディース  サイズ表)

 UK(イギリス)  US(アメリカ)  EU(ヨーロッパ)  JPN(日本)/CM 
243421.0
2.54.534~3521.5
353522.0
3.55.53622.5
463723.0
4.56.537~3823.5
573824.0
5.57.53924.5
684025.0
6.58.540~4125.5
794126.0
7.59.54226.5
EUサイズは、あくまでも目安です。

(ちなみに、ニューバランスの公式サイトのサイズ表のEU欄は空欄でした⋯)

サイズ表から見えたこと

10以上のサイトを調べてみましたが、EUサイズはバラバラでした。

ブランドによって考え方が違うこと、また同じブランドの中でもモデルによって足型が違うことが大きな原因です。

また、革靴とスニーカーの足型の作り方が違うことも原因の一つです。

それに、フランスとイタリアでは換算の考え方が違うので、なかなか統一するのは難しそうですね⋯。

【ニューバランス】シュータン表記の例

シュータン表記をいろいろ見てみましたが、製造された国によっても表記方法が違っていました。

(Made in USA ・ Made in China ・ Made in Vietnam など )

横に並べて書かれたものや左右に分けて書かれたものもありましたが、縦に並べて表記されたものが、一番多いようです。

  9.5    US         09¹/₂    US  
  9  UK    09  UK
  43  EU  43  EU
  27.5  JPN  27.5  CM
左側の表が、Made in China ・右側の表が、 Made in USA

EUサイズの表記に関しても、整数だけでなく38.5のように小数点を使用した表記もありました。

(普通EUサイズは、日本の2/3cmを単位に1・2・3・4と整数で表記されます)

どの国の人にも目安となるように、分かりやすく表記されているようです。

サイズ感について

皆さんも経験があると思いますが、同じサイズでもキツく感じたりゆる~く感じたりしますよね。

それには理由があるのです!

足の形が違う!

足の形は人それぞれですが、日本人は大きく分けると3つのタイプに分類されます。

その中でも、7割の人が「エジプト型」と呼ばれる親指が一番長い足の形をしています。

甲が高く、足幅もしっかりあり、どっしりとしています。

これは、大地を踏みしめて農作業をしてきた日本人の誇りですね!

欧米人は、「ギリシャ型」と呼ばれる人差し指が長い足の形をしています。

甲が低くスリムな印象ですが、かかとがしっかりしていて靴が脱げにくいタイプです。

これは騎馬民族が馬上生活をしていた名残なのかしら?と、想像してしまいますね。

遺伝子って、面白いですね!

足の形についてもっと知りたい方は「【ニューバランス】ランニングシューズの評判は?おすすめポイントを探る!」を参考にしてくださいね!

足型(木型・ラスト)が違う!

靴は、足型(木型・ラスト)をもとに作られています。

ニューバランスでは、3つの木型を使用しています。

  • SL-1(基本形・やや細め)タイトでスッキリとしたシルエット
  • SL-2(ゆったり系・日本人向け)全体的に丸みのあるシルエット
  • PL-1(SL-1を細めに改良)もっとスッキリとしたシルエット

足型の違いを知ってピンポイントで購入できる人は、よっぽどのニューバランスファンです。

大体は、見た感じで気に入ったものを選びますよね。

その時も慌てず、「私の足はしっかり系だから、ワンサイズ上を選ぼう!」とか「このシューズは丸みのあるシルエットだから、ハーフサイズ上くらいで丁度いいかな?」など的確な判断ができます。

参考にしてみてくださいね!

【豆知識】メートル法とヤード・ポンド法について

世界には様々な単位系が存在しています。

歴史を紐解くと大変なことになるので、Wikipediaからザックリと紹介します。

メートル法

フランス革命後の1790年にフランス議会で議決された単位系のことで、メートル(長さの単位)とキログラム(質量の単位)を基準としています。

『全ての時代に・全ての人々に』というスローガンのもと、世界共通の統一単位を目指して制定されました。

いかにも『フランス』という感じですね!

1875年のメートル条約により、時間は掛かりつつも世界各国に取り入れられていきました。

日本では長く尺貫法を使用していましたが、1885年にメートル条約に加盟して様々な紆余曲折を経ながらも現在に至ります。

ヤード・ポンド法

ヤード(長さの単位)とポンド(質量の単位)を基本単位としている単位系で、日本における呼称です。

古くは古代ローマの度量衡まで遡ることができ、アングロサクソンの度量衡を経て現代に至ります。

1959年に『国際ヤード=0.9144m』と定義され、現在は正確に『国際インチ=0.0254m(2.54cm)』と定義されています。

イギリスインチとアメリカインチ

1824年にイギリスでは、以前から使われていた単位系を『帝国単位・イギリスインチ(1インチ≒2.53998cm)』と定義して、植民地を含むイギリス連邦諸国全体で使用していました。

1884年にメートル条約に加盟して、現在はメートル法に移行しています。

それでも『帝国単位』への思いは熱く、復活を望む声も強いようです。

それに対して、既に独立宣言をしていたアメリカ合衆国では、1893年に『米国慣用単位・アメリカインチ(1インチ=100/3937m≒2.54000cm)』と定義して、現在も「計測の自由の保障」を掲げて頑なにメートル法への移行を拒んでいます。

国としての意地なのでしょうね!

このほんの少しの差(2.54000cm-2.53998cm=0.00002cm)がサイズ表の差にも繋がっているのだと思うと、不謹慎ながらちょっと迷惑だなと思ってしまいます⋯。

国を統一する方法としての度量衡

度量衡とは、租税・貨幣・土地制度などの確立のため、計量に用いる長さ(度)・体積(量)・重さ(衡)の基準を定めた制度。

度量衡-Wikipedia

人類の歴史を考えるとき、時の為政者たちが国を統一し維持するのにどれだけ度量衡を重視したかが理解できます。

以前『兵馬俑と古代中国展』を見に行ったときに、分裂していた地方を統一するために秦の始皇帝が度量衡を重視していたと知り、とても感動したことを覚えています。

植民地が自治領となったときには度量衡を管理する権利も獲得したと聞くと、国を成立させ自立するためにも重要なものなのだなと感じます。

メートル法に統一されたとはいえ、長い間の習慣を変えるのも難しく、今でもそれぞれの国で使い慣れた単位を使用しています。

自国の文化を大切にしながらも、意地を張らずに単位を揃えてほしいですね。

【ニューバランス】UKサイズとは?のまとめ

ニューバランスのスニーカーを選ぶときに見かけるUKやUS表記について、それぞれの意味と計算方法を詳しく見てきました。

国によって採用されている単位系や計算方法、また歴史や習慣・国の威信をかけた攻防戦などもシュータン表記から見えてきて興味深かったです。

サイズ表は、あくまでも目安です。

実際に試着をして、自分の足にピッタリと合った靴を選んでください。

サイズ表記にドキドキしないで、ショッピングを楽しんでくださいね!

この記事のまとめ

◆内容◆

  • ニューバランスのUK・USサイズの意味と計算方法
  • 各国のサイズ表記の違いと歴史的背景
  • ニューバランスの足型と靴選びのポイント
  • メートル法とヤード・ポンド法について
  • サイズ表記の見方とショッピングのコツ

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