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無印良品のラタンバスケットにカビが⁈その理由とお手入れ方法

無印良品のラタンバスケットのお手入れ方法 無印良品

無印良品には、お洒落なラタンバスケットがあります。

自然素材のやさしい風合いが、とても人気です。

でもお手入れをしないと、気付いた時にはカビが生えていることも⁈

この記事では、カビが生える理由とお手入れ方法をまとめています。

ぜひ参考にして、快適な無印ライフを送ってくださいね!

この記事を読むとわかること
  • ラタンバスケットにカビが生える理由とその条件
  • ラタンバスケットの効果的なカビ対策方法
  • 普段のお手入れ方法とカビの対処法

ラタンバスケットにカビが生える理由と対処法は?

私たちの身の回りには、カビの胞子が存在します。

水回りはしっかりカビ対策をしますが、まさかラタンバスケットにカビが生えるなんて思いもしませんよね!

でも、そのまさかが起こる条件があります。

カビが生える理由とは?

ラタンバスケットにカビが生える理由は、主に以下のような要因が考えられます。

  1. 環境条件:カビは、「気温20℃~30℃」「湿度60%~80%」「ホコリや皮脂などの栄養源」「酸素」が揃った時に発生します。湿気の多い梅雨や夏の時期、特に風通しの悪い場所に保管されていると湿度が高まり、カビの発生リスクが増します。
  2. 汚れやホコリ: ラタンバスケットの編み込み部分などにホコリや汚れが溜まると、湿気を含んでカビの繁殖が促進されます。洋服などを入れる場合、知らず知らずのうちにホコリや湿気が溜まってしまいます。
  3. 乾燥不足: ラタン素材は適度な湿度を保つことが大切ですが、余分な水分には気をつけましょう。濡れた手で触ってしまったり、脱衣所で湿った服を入れるような使い方をすると、カビの発生が起こりやすくなります。
  4. 長期間の保管: ラタンバスケットを長期間使わないまま保管しておくと、湿気がこもりやすくなります。特に季節の変わり目や使わないアイテムは、定期的なお手入れと保管場所の注意が必要です。不織布で包んで保管するのがおすすめです!(ビニール袋に入れる場合は乾燥剤を入れておくといいですね)

条件のうち、どれかを抑えることができれば、カビの発生を防ぐことができます!

「室温を20℃以下にする」「湿度を60%未満にする(できれば40%~60%位)」「こまめにホコリを取り除く」これらを心掛けることで、カビの発生を予防して長く美しい状態を保つことができます。

換気をすることは、とてもおすすめです。

押し入れやクローゼットの中で使う時は、除湿剤の利用も効果的ですね!

カビ対策の重要性とは?

カビの胞子を吸い込むと、アレルギー疾患などの健康被害を引き起こす原因になることがあります。

気管支喘息や鼻炎・アトピー性皮膚炎などは、小さいお子さんのいる家庭では特に注意したいですよね。

大人になってから気管支喘息になる場合もあるので、年代問わず気を付けたいところです。

カビが生えた時の対処法は?


ラタンバスケットにカビが生えた場合の対処方法を箇条書きにまとめてみました。

  1. 早めの対処が大切: カビを見つけたら、早めに対処することが重要です。放置するとカビが繁殖し広がる可能性があります。
  2. 布巾での除去: 中性洗剤をぬるま湯に溶かして、柔らかい布巾を浸したら、硬く絞ってカビの部分を優しく除去します。カビを手で触れる場合は、マスクや手袋の着用をお忘れなく!(カビの胞子を撒き散らさないように、そ~っと取り除きます)
  3. エタノールの使用: カビの頑固な汚れを取り除くため、市販のエタノール(アルコールの一種)を使って拭き取ります。スプレーで吹きかけるのも、おすすめです。(アルコール度数の高い無水エタノールが効果的です)
  4. 拭き取りの注意: エタノールを使用する際は換気を良くし、火気や高温を避けること。安全を確保した上で作業を行ってください。
  5. 陰干しで乾燥: カビの取り除き後、ラタンバスケットを陰干しにして完全に乾燥させます。風通しの良い場所で行いましょう。
  6. 日光消毒: 湿気対策として、日光消毒を行うことも効果的です。(直射日光の長時間の当てすぎには注意してくださいね!)

これらの対処方法を実践することで、ラタンバスケットに生えたカビを効果的に取り除き、今後のカビの発生を防ぐことができます。

【無印良品】ラタンバスケットの普段のお手入れ方法は?

カビが生えないように、日頃のこまめなお手入れをおすすめします。

ホコリを取り除こう!

ラタンバスケットのカビ対策には、日常的なお手入れが重要です。

まず、柔らかい刷毛やブラシを使って編み込み部分のホコリを優しく取り除きましょう。

ピール(皮)を損ねないように注意しながら、繊細な部分も丁寧にお掃除します。

細かなところは、歯ブラシを使ったり綿棒を使ってみてください。

(掃除機にブラシ状のノズルがある場合は、、掃除機で吸ってしまうのがとっても簡単です!)

ホコリや汚れが溜まらないように定期的なお手入れを心がけることが大切です。

水洗いをしてみよう!

また、意外かもしれませんが、ラタンバスケットは水洗いができるのです!

シャワーで全体的に汚れを落とすイメージで洗います。(水圧が強くなり過ぎないように気をつけましょう)

特に網目部分や、ブラシでは取りにくい箇所を重点的に洗い流します。

洗った後は、しっかりと乾燥させることが大切です!

陰干しや風通しの良い場所でしっかりと乾かすことで、湿気を残さずカビの発生を予防します。

【豆知識】ラタンとは?

ジャングルに自生するラタンはヤシ科の植物で、東南アジアを中心に熱帯雨林や亜熱帯地域に広く分布しています。

日本名では「籐(とう)」と呼ばれている、植物の総称です。

ラタン(とう)の主な資源国はインドネシア・フィリピン・マレーシアなどの東南アジア諸国で、特にインドネシアが世界のラタン資源の85%を保有しています。

このラタン(とう)は非常に生命力が強く、史上最長の植物として知られており、成長が非常に早く100メートルを超えるものも(中には200メートルも!)存在します。

自立できなくなると他の樹木に絡みつきながら太陽を求めて伸びる姿は、まさにジャングルの生命力を感じさせてくれます!

成長が早いので(約5年~10年で加工可)、木材よりも早く材料として利用できます。

そのため、環境に配慮した資源として注目されています。

ラタンは加工されても呼吸しており、湿度に応じて水分を吸収したり放出したりします。

そのため、ラタン(とう)家具はオールシーズンに適しており、湿気を適切に調整してくれます。

太いラタンは家具のフレーム材として、細いラタンは皮籐(ピール)や芯籐(コア)として使用されます。

丈夫で軽いラタン(とう)は、自然素材の中でも優れた材料であり、様々な用途に使われています。

また、日本には古くからとうが伝わり、竹籠や茶道具の縁まわしの装飾に使われていました。

中世には武具や武士の装備品としても利用され、文化や美術的にも貴重な遺産として残っています。

幕末には他国との貿易が始まり、長崎を経てとう家具が日本に入ってきました。

その後明治期に入り、横浜や神戸で中国人からとう家具の製造技術が伝わり、日本でもとう家具が制作されるようになりました。

ラタンはジャングルの自然の資源として生命力と環境へのやさしさを持ち、世界中で様々な用途に活用されています。

そして、日本のとうの歴史も長く、伝統的な装飾品から家具に至るまで、その利用は多岐にわたっています。

自然素材の温かみと環境への配慮を感じるラタン(とう)製品は、現代のライフスタイルにもしっかりと根付いています。

無印良品のラタンバスケットにカビが⁈その理由とお手入れ方法のまとめ

ラタンバスケットにカビが生える理由は、「気温」「湿度」「ホコリなどの栄養源」「酸素」でした。

日頃のお手入れとしてホコリを払い、時には水洗いをしてよく乾かすことが予防策になります。

もしもの時はエタノール(無水エタノール)で除去することができます。

こまめにお手入れをして、いつでも快適な無印良品生活を楽しんでくださいね!

この記事のまとめ

◆内容◆

  • ラタンバスケットにカビが生える理由は、気温、湿度、ホコリなどの要因が重なること。
  • 日頃のお手入れとして、ホコリを払い、時には水洗いをしてよく乾かすことが予防策になる。
  • カビが生えた場合、エタノール(無水エタノール)で除去できる。
  • こまめにお手入れをして、快適な無印良品生活を楽しむことが大切。

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