母の日は、感謝の気持ちを込めて特別な歌をプレゼントするチャンスです。
特に高齢の母親には、彼女たちにとって思い出深い童謡や唱歌を選ぶこともステキなアイデアです。
この記事では、母の日に贈りたい童謡・唱歌から現代の歌まで、高齢者も楽しめる曲を紹介します。
心温まるメロディーと歌詞で、お母さんへの感謝の気持ちを伝えましょう。
- 母の日に高齢の母親へ感謝の気持ちを込めてプレゼントする、心温まる童謡・唱歌から現代の歌までのおすすめ12選。
- 感謝の気持ちを形にする歌を選ぶ際のポイントについて。
- 母の日に、母親への無限の感謝と愛を伝えるための歌が持つ特別な意味とは。
母の日におすすめの童謡・唱歌7選
童謡や唱歌は、時代を超えて多くの人々に親しまれてきました。
懐かしさを感じさせ、より深い感動を与えることができます。
赤とんぼ
作詞:三木露風 ・作曲:山田耕筰
年代: 大正時代・昭和時代~
出だしの歌詞: 「夕やけ小やけの 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か」
この歌は、遠い故郷と幼少期の記憶を懐かしむ内容で、多くの人々の心に響きます。
映画の挿入歌になったり、NHKの『みんなのうた』でも取り上げられて、日本の秋の情景を象徴する歌として親しまれています。
(子供の頃は、「負われて」の意味が分からず、ずっと「追われて」だと思っていたことは内緒です)
荒城の月
作詞:土井晩翠・作曲:瀧廉太郎
年代: 明治時代~
出だしの歌詞: 「春高楼の花の宴 めぐる盃かげさして」
古城を題材にし、その哀愁漂うメロディと詩的な歌詞で、多くの人々に愛されています。
七五調の美しい日本語の歌詞と、西洋音楽の短調のメロディーがとても良くマッチした曲で、必ず教科書に載っていました。
この曲をリコーダーで吹けるようになった時、ちょっとお姉さんになったような誇らしい気分になったことを覚えています。
日本の自然と歴史の美しさを感じさせる楽曲です。
春の小川
作詞:高野辰之・作曲:岡野貞一(1973年認定)
年代: 大正時代~
春を象徴するさらさらと流れる小川の音や、春の喜びを表す花々を歌詞に取り入れ、心安らぐメロディが特徴です。
発表当時は文語体の歌詞でしたが、1942年に口語体に改められて、時代に合わせてより歌いやすくなりました。
(田起こし前の)田んぼ一面に咲いていたれんげ畑で遊んでいた世代にとって、とても懐かしい曲です。
ゆりかごの歌
作詞:北原白秋・作曲:草川信
年代: 大正時代~
出だしの歌詞: 「ゆりかごのうたを カナリアが歌うよ」
母と子の強い絆を感じさせる優しいメロディが特徴で、子守唄としても親しまれています。
歌詞の中の枇杷(びわ)の実や木ねずみなど、絵本を読んでもらっているような安心感を感じます。
故郷(ふるさと)
作詞:高野辰之・作曲: 岡野貞一
年代: 大正時代~
出だしの歌詞: 「兎追いし彼の山 小鮒釣りし彼の川」
どこか懐かしい故郷を思い出させる歌で、遠く離れた場所にいても心はいつもふるさとを想っている、というメッセージが込められています。
花
歌詞:武島羽衣・作曲:瀧廉太郎
年代: 明治時代~
出だしの歌詞: 「春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が」
瀧廉太郎の歌曲集の中の一曲で、合唱曲としても親しまれています。
メロディーが細かく上下しているので、たくさん練習した記憶があります。
高い音域の声を皆でキレイに合わせた時の気持ち良さを、今でも覚えています。
音楽が得意だったお母さんなら、今でもキレイに歌えると思いますよ!
朧(おぼろ)月夜
作詞:高野辰之・作曲:岡野貞一
年代: 大正時代~
出だしの歌詞: 「菜の花ばたけに 入日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし」
春の夜長を照らす朧月の美しさと一面の菜の花畑を描いた、静かで穏やかな楽曲です。
抒情的な美しい景色がありありと浮かび、そよそよとやさしく吹く風や、夜風に乗ってかすかに感じる淡い花の香まで思い起こさせる素晴らしい曲です。
3拍子のリズムはとても心地よく、うちでは子供の子守歌としても大活躍していました。
これらの楽曲は、母の日にふさわしい温かみと懐かしさを感じさせる選曲です。
この中に、お母さんの思い出の曲があるといいですね。
母の日におすすめの歌5選
それぞれの曲が持つ背景や歌詞は、母親への感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
- 花束を君に / 宇多田ヒカル(2016年):この曲はNHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌として制作されました。愛と感謝のメッセージを込めた歌詞が、母の日の贈り物にピッタリです。
- ママへ / AI(2013年):ロッテガーナミルクチョコレートのCMソングとして制作されたこの曲は、AI自身の母親への感謝の気持ちを綴った楽曲です。母への愛と感謝を伝えるのに最適な一曲です。
- ありがとうの輪 / 絢香(2013年):「キットカット」のCMソングとして制作され、絢香が母への感謝をテーマにした楽曲です。日々の小さな感謝を大切にするメッセージが込められています。
- ママへ / 青山テルマ(2008年):自身の母親への感謝と愛を歌った楽曲です。母への感謝を伝える母の日にぴったりのバラード曲として多くの人に支持されています。
- 蕾(つぼみ) / コブクロ(2007年):フジテレビ系ドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の主題歌として制作された楽曲です。母親への深い愛情と感謝を表現しています。
これらの楽曲は、母の日に母親への感謝の気持ちを伝えるために特におススメの曲です。
各曲が制作された背景やテーマは、家族への愛と感謝の大切さを改めて感じさせてくれます。
感謝を形にする歌選びのポイント
音楽は、感謝の気持ちを形にする最も美しい方法の一つです。
特に母の日など、愛する人への感謝を表現する機会には、心を込めて選んだ楽曲がその気持ちを伝える力を持っています。
感謝を形にする歌を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
世代を超えて共感できる歌詞
感謝の気持ちは、年齢や世代を超えて共通のものです。
世代を超えて広く共感される歌詞は、受け取る人の心に深く響きます。
普遍的な愛や感謝のメッセージを伝える楽曲を選ぶことで、年齢に関係なく心に残るプレゼントとなります。
温かみがあり美しいメロディー
メロディーは、歌詞と同じくらい感情を伝える重要な要素です。
温かみがあり、美しいメロディーは聴く人の心を和ませ、感謝の気持ちをより強く感じさせます。
穏やかで心地よいメロディーの楽曲は、特別な日の雰囲気にもピッタリです。
心に残る歌声
歌手の歌声には、その人独自の感情や魅力が込められています。
心に残る美しい歌声は、楽曲のメッセージを一層強く伝える力を持っています。
歌声に惹かれる楽曲を選ぶことで、感謝の気持ちをより印象深く伝えることができます。
思い出のある歌
共有した思い出や特別な瞬間を連想させる楽曲は、感謝を伝えるには特に効果的です。
過去に一緒に聴いたことのある曲や、特定の思い出に関連する楽曲を選ぶことで、その瞬間の喜びや感動を再び味わうことができます。
これらのポイントを心に留めて、愛する人への感謝を形にする楽曲を選びましょう。
選んだ楽曲が、受け取る人の心に長く響き、美しい思い出として残ることでしょう。
母の日に歌を贈ろう!高齢者にも親しまれる歌12選と選び方のポイントのまとめ
母の日は、年に一度、母親への感謝と愛情を改めて表現する特別な機会です。
普段は言葉にしづらい感謝の気持ちを、選んだ楽曲が持つ歌詞やメロディー・歌声に乗せて伝えることは、お母さんにとって忘れがたい贈り物となるでしょう。
今回紹介した童謡や現代の楽曲は、どの曲も母親への深い感謝と敬愛の気持ちを形にするためのヒントになります。
また、共に過ごした思い出やこれまでの経験を振り返りながら、心からの感謝の気持ちを込めて選曲することで、母親へのプレゼントはさらに価値あるものへと変わります。
母の日には、選び抜かれた一曲を通して、母親への無限の感謝と愛を伝えましょう。
その楽曲が、お母さんとあなたの間の大切な絆をさらに深め、これからの日々を彩る思い出となることを願っています。
お母さんへの感謝を込めて、心からのメッセージを伝えるこの日が、あなたとお母さんのための特別な一日となりますように!
◆内容◆
- 母の日は特別な歌を贈る絶好の機会。特に高齢の母親には、懐かしの童謡や唱歌を選んで深い感動を。
- 心に残る歌声、美しいメロディー、共感できる歌詞、思い出のある歌を選ぶことが感謝の気持ちを伝えるポイント。
- 母の日には、選んだ歌を通して母への無限の愛と感謝を伝えよう。その歌が二人の大切な絆を深める。
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