皆さん、美味しいご飯を食べていますか?
特に一人の時は、メニューに悩んでしまいますよね。
無印良品の土鍋は、そんな一人用のメニューを強力に助けてくれます。
この記事では、無印良品の土鍋の優秀さについてまとめています。
夏にも冬にも大活躍する土鍋を使いこなして、毎日の健康に役立ててくださいね!
■内容■
- 無印良品の土鍋の特徴とその優れた効果
- 土鍋を使った美味しいご飯の炊き方とそのコツ
- 土鍋の正しいお手入れ方法と歴史について
【無印良品】土鍋の特徴とその効果
無印良品には、「萬古こなべ(白釉・黒釉)」「IH対応土鍋」「土釜おこげ1.5合炊き・3合炊き」の三種類の土鍋があります。
一人用土鍋の利点
無印良品の一人用土鍋は、手軽に鍋料理やご飯を楽しむことができる利点があります。
サイズが一人分に最適であり、一人暮らしや独り食べの時間にピッタリです。
ちょっとした夜食や、帰りの遅い家族の食事にも対応してくれるのが嬉しいですね。
節約志向の方にもおすすめで、残り物をまとめて入れるだけでも、美味しい鍋料理を手軽に楽しむことができます。
(これは冷蔵庫の整理もできるので、おすすめです!)
土鍋の特徴
無印良品の土鍋は、耐熱性に優れた陶土を使用し、強火力にも耐える設計となっています。
土鍋は、火にかけた時に緩やかに温まり、食材にもゆっくりと熱が伝わる特徴があります。
これにより、食材の栄養素の変化を最小限に抑え、食材の旨みや甘みが十分に引き出される利点があります。
この「低速加熱」が土鍋の最大の特徴となります。
「低速加熱」とは、食材の旨みや甘みを引き出すために、タンパク質をアミノ酸に分解したりデンプンを糖に分解する「酵素」の働きを促します。
「酵素」は40〜60℃の温度帯で、最も効果的に働きます。
土鍋はゆっくりとしか熱を伝えないため、40〜60℃の「低速加熱」の状態を自然に作り出してくれるのです。
また「蓄熱性」と「保温性」が高いため、料理を温かいまま楽しむだけでなく、一度温まると弱火で充分に加熱調理ができます。
この利点を生かして炊飯も行えます。
また、土鍋は「遠赤外線効果」により食材をまんべんなく加熱します。
蒸し野菜や蒸し焼き料理などで特に効果を発揮し、信じられないくらい甘く仕上がります。
一度ハマると、病みつきになりますよ!
また無印良品の土鍋は、シンプルで洗練されたデザインも魅力の一つです。
食卓にあっても、さりげなくお洒落に見えて「ごちそう感」が感じられます。
土鍋の効果
土鍋を使用することで、食材の芯から旨味と美味しさを引き出す効果があります。
根菜類や豆類・お米の甘みが増すので、ビックリするくらい美味しく感じます!
熱の伝導が穏やかなため、生命エネルギーに満ちた食材の栄養素の変化を最小限に抑えてくれます。
栄養素が壊れにくいのは、嬉しいですね!
また、鍋料理と漢方薬は共通点があります。
漢方薬は生薬を煎じて飲むことが多く、鍋料理もスープに健康に良いアイテムが溶け込みます。
鍋料理は病気にならないように食べるための『究極の薬膳』と言えるでしょう。
野菜やキノコ類をたっぷりとることで、栄養のバランスが簡単に整い免疫力を高めます。
アツアツの鍋料理は、体の芯から温めてくれるのも嬉しいですね。
また、野菜たっぷりの鍋料理はダイエットにも効果的です。
食物繊維が多く含まれる鍋料理は、便秘の解消や肌荒れの改善に役立つので、あらゆる年代の女性の味方です!
【無印良品】土鍋を使ってみよう!
無印良品の土鍋を使っておいしいご飯を炊くコツを紹介します。
おいしいご飯の炊き方のコツ
土鍋を使うことで、ふっくらとしたご飯が炊けます。
水の量や炊き時間などを調整することで、理想のご飯が炊けるようになります。
土鍋でお米を炊く際に注意すべき点や炊き方について、箇条書きにまとめています。
- 「浸漬(水に漬けて、水分を吸収させること)」は土鍋で行わない:炊飯器とは異なり、土鍋は水を吸いやすく、浸漬を行うと鍋底にヒビが入ったり割れたりする恐れがあるため、浸漬は別のボウルで行い、ザルに上げて水を切る工程を追加する必要がある。
- 適切な水量:お米1合に対して基本的に200ccの水を使用し、2合なら400cc〜450cc(3合なら600cc〜650cc)を目安に調整する。目盛りがないため、水量はきちんと量ることが重要!
- 炊き方の手順:
- 強火で一気に加熱し、一度蓋を取ってかき混ぜて均一に加熱する。
- 吹きこぼれる直前に弱火にし、10〜15分間火を通す。吹きこぼれる前に弱火に変えることがポイント。
- 火を止めた後、10分程度蒸らすと余分な水分が抜けてふっくらとした仕上がりになる。蒸らし終わったら全体を混ぜて水気を飛ばす。
- おこげを作る:おこげを楽しみたい場合は、蒸らす前に火を強めて焦げ目をつける。パチパチとした音がポイント。
- 土鍋のメリット:
- 熱伝導率の低さによりふっくらとしたツヤのあるご飯が炊ける。
- 火加減の調整が自由で仕上がりを自分好みに調整できる。
- 土鍋は炊飯器よりも早く炊きあがり、味や食感が良い。
- 長時間保温しないため、翌日も美味しく食べられる。黄ばみやにおいの心配が少ない。
使い方いろいろ
土鍋は鍋料理だけでなく、さまざまな料理に活用できます。
煮込み料理やスープ、蒸し料理など、土鍋の特性を生かした様々な調理方法を試してみましょう。
また、スープ料理では土鍋の熱伝導性を利用して、素材の旨味を引き出した濃厚なスープが楽しめます。
土鍋の蓋をしてじっくり火を通すことで、野菜や魚介類の風味がしっかりと広がります。
蒸し料理も土鍋で手軽に楽しむことができます。
土鍋に少量の水を入れて(蒸し器を載せて)、野菜やお魚を蒸すと、栄養が逃げずにふっくらとした美味しさをキープします。
(プリンや茶わん蒸しも、なめらかに仕上がりますよ!)
また「遠赤外線効果」も高く、じっくりと旨味を引き出す水炊きや煮込みの料理に適しています。
その上、土鍋で調理すると煮はじめにゆっくりと加熱されるので、長い時間煮込んでも形を保ちやすく煮崩れしにくくなります。
トロトロも美味しいけれど、お料理としては形を保ってくれるのはありがたいですね。
また、火を消しての「余熱調理」にも優れているので、よりじっくりと具材の芯まで味を染み込ませたい煮込み料理やおでんなどにも向いています。
夏におすすめの土鍋の使い方は「冷やす」方法。
保温効果がある土鍋は、熱いものを熱く保つだけでなく、冷たいものを長い時間冷たく保つ効果もあります。
そうめんを盛り付けて、氷を散りばめるだけでも涼しげに見えること間違いありません!
土鍋の正しいお手入れ方法と注意点
土鍋の正しいお手入れ方法を紹介します。
洗い方や保管方法に注意することで、土鍋の寿命を延ばし、長く愛用することができます。
使い始めには「目止め」が必要
土鍋は粘土のキメが荒いため、ひび割れや匂いの染み付きが起こりやすい特性があります。
これを防ぐために「目止め」という作業があります。
目止めは、でんぷん質を含むものを煮て土鍋に浸透させることで、小さな傷やひびを防ぎます。
方法としては、米のとぎ汁やおかゆを使って土鍋を煮ることが一般的です。
その後、水洗いしてよく乾燥させます。
土鍋を使用した後のお手入れ
土鍋を使用した後は、スポンジと洗剤を使って洗います。
ただし、洗剤の臭いがつかないように注意し、強くこすらないように心掛けましょう。
また、臭い移りが気になる場合は茶殻を使って洗うことも有効です。
コゲがついた場合は、水やぬるま湯でふやかしてから洗いましょう。
頑固なコゲの場合は、一度沸騰させて取ることができますが、強くこすらないように注意が必要です。
困った時のお手入れ
ニオイには茶殻、焦げやこびりつきには重曹を使って煮ると効果的です。
カビには酢を使って殺菌しましょう。
ただし、これらのお手入れを行った後はよく冷ましてから洗い流すことが重要です。
土鍋の保管方法
土鍋を洗った後は、乾燥させてから保管しましょう。
拭いてそのまま保管すると、土鍋が水分を含んでしまいカビの原因になります。
風通しの良い場所で底面を上にして完全に乾燥させ、湿気の少ない場所で保管すると良いでしょう。
【豆知識】土鍋の歴史
人類が火を使って調理することを覚えた時から始まった土鍋の歴史は相当古く、日本でも縄文時代から土器・土師器(はじき=素焼きの土器のこと)・陶器の鍋へと変遷を重ねてきて、平安時代に登場した鉄製の鍋へと続きます。
特に土鍋は本格的な鍋料理に使われ、熱の伝導が悪く沸騰まで時間がかかる特性がありますが、加熱が穏やかで栄養素の変化を最小限に抑える優れた調理器具です。
萬古焼では、昭和34年に強火力に耐える土鍋が開発され、低熱膨張性耐熱陶土にペタライト鉱物が配合されました。
この高耐熱性は他の陶土とは比べ物にならないほどで、日本国内はもちろん海外にもその特性が広まりました。
(海外製の土鍋は日本製と異なる耐熱素材を使用しており、性能が劣ることがあります)
そして無印良品の土鍋は、その進化した設計と性能で現代の食卓に根付いています。
無印良品の土鍋は超優秀!のまとめ
無印良品の土鍋は、優れた性能と実用性・美味しい料理を楽しむための特性を持つ超優秀な調理器具です。
無印良品の一人用土鍋は、調理の手間をかけずに美味しい鍋料理を楽しめる頼もしい味方です。
一人用サイズなので、一人暮らしや節約志向の方にもおすすめです。
土鍋の特性を生かした料理を楽しんで、美味しい食事と温かなひとときを過ごし、健康な毎日を送ってくださいね!
◆内容◆
- 無印良品の土鍋は、一人用の料理に最適
- 土鍋は低速加熱で食材の旨味を引き出す
- 夏でも冬でも使える万能調理器具
- 土鍋の使い方とお手入れ方法を詳述
- 美味しいご飯の炊き方のコツも紹介
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